王道と流行で分かれるホールドメーカー

Grip List Awards 2022発表!!見た目も華やかな巨大ボリュームやデュアルホールドが次々と登場するホールド市場。ワールドカップで連続して使用されたかと思えば、流行が去ってしまい全く見なくなるメーカーが存在したりと多種多様です。ネット上にてセッターの投票によって人気ランキングが決定するGrip List Awards。幅広く人気を集めるには王道とも言えるシェイプが指示されたりします。王道となるか流行になるかシェイパーの技量もかなり試される熾烈な競争となっています。

2022年Setter's Choice(セッターチョイス)ランキング

さっそく2022年ランキングを見ていきましょう。まずはセッターの投票による人気ホールドランキングです。

第5位 BLUE PILL(ブルーピル)

第5位 BLUE PILL(ブルーピル)

トップ5に初ランクイン!Blue Pillはドイツのメーカー。丸みを帯びたグラスファイバーマクロ、多様なホールドセット、非対称の木製ボリュームが有名です。現在IFSCワールドカップの課題でも頻繁に使用されています。グラスファイバーのホールドは軽量かつデュアル加工も綺麗であるためセッターに選ばれやすくなっています。丸みを帯びたホールド形状はダイナミックなムーブが主体であるコンペにおいても頻繁に採用されています。

第4位 Teknik(テクニック)

第4位 Teknik(テクニック)

Teknikはカナダのメーカー。小さめのホールドを継続してシェイプしています。角張ったピンチシリーズなどが多かったですが最近ではスローパーも充実してきました。またホールドの厚みが薄いシェイプが増加。ボテなどの上にTeknikホールドをセットする前提のシェイプが好評とのこと。パズルセット(まぶし壁)にはテクニックのクラシックなホールドが1番との評判です。

第3位 CHEETA(チータ)

第3位 CHEETA(チータ)

CHEETAはフランスを拠点とするメーカー。最近のメインのラインナップは「シェープライダー」。自由にカスタムしてスタッキング(ホールドを重ねて付ける)できるホールドでその種類も増加しています。このシリーズでは最大5つのホールドを重ねることができ、角度や厚みも自在。セッターの意図する形状が作りやすくなります。そして毎年、新たなシェイプを多数作ることでも有名でピンチ・カチといったホールドも増える一方です。

第2位 Flathold(フラットホールド)

第2位 Flathold(フラットホールド)

スイスのムーティエに拠点を置くFlathold。オーナーかつセッター・シェイパーのアッシャーマンとマニュがブランドを形作っています。IFSCワールドカップの国際セッターがシェイプするだけあり、ホールドの芸術的な美しさもかなりのもの。Thunderbirds、JollyJumpers、Tsunamisなどの形状の多くはセット最中のアイデアから生まれましたそう。ボルトなしでコーススレッドビスのみで取り付けられる工夫も使いやすさを後押し。まさにセッターに選ばれるホールドとなっています。

第1位 Kilter(キルター)

第1位 Kilter(キルター)

なんと7年連続1位!もはやGrip List Awards不動の1位にも感じるキルター。アメリカ・コロラド州を拠点としています。花崗岩や砂岩といった岩のフリクションを模したホールドも多数ラインナップ。そのホールドの多様さは業界で最大かつ最も用途の広いカタログを持つメーカーとも呼ばれています。他のメーカーでも見られるスタッキングホールドもこのキルターが発案とされています。キルターのホールドだけでほぼ全てのムーブを網羅できるとの評価がされています。

Favorite Wood Volume(好みのウッドボテ):Blocz(ブロックズ)

Favorite Volume(好きなボテ)

Bloczはドイツのケムニッツを拠点とするメーカー。Bloczにはすべての角度に対応するボテがあるとの評価です。目の細かい適度なフリクションがある塗装も人気。また使用されている木材は18mm、13層の高品質のバーチ合板。木の種類も成長の早い木で環境にやさしいものが選ばれています。ドイツの気候や自然環境にも後押しされる形で良質なボテが製造されています。

グッぼるにもFlatHoldのNEWシェイプが大量に到着

グッぼるにもFlatHoldのNEWシェイプが大量に到着

コンペでもフットからボテへ重ね付けされるカチに至るまで使用率トップのFlatHold。ホールド慣れをするだけでも制限時間の限られたコンペでは有利となります。グッぼるにもハンドサイズのホールドをメインにNewシェイプが多数到着しました。ボルトの無いコンペスラブ壁にも相性が抜群です。サーキット課題やスラブ壁へ惜しみなく使用してセットします。大会へ向けたホールド慣れを兼ねて是非トライお待ちしています。