何故さらに上のレベルを目指すのか
もっと上達したい!そう考えるのはクライマーなら当然の欲求でしょう。そこに至る道は一つではなくその方法も様々で、人によっても違います。何故さらに上のレベルに到達したいと思うのか。その理由も千差万別で、そこに貴賤はありません。僕のクライミング歴はもう13年。改めて思い返してみるとクライミングが日常になり過ぎていて、何故クライミングをしているのかを忘れそうになる時があります。そんな事を考える事に意味なんてないのかもしれません。しかし改めてクライミングをしている理由を見つめ直したい。もちろんトレーニング方法も知りたい。そう思って今回のブログ企画であるグッぼるの「さらに上を目指す講習」をスタッフという立場ですが、受けてみようと思いました。どんな講習なのか気になる方は是非ご一読下さい。
さらに上を目指す講習とは
「さらに上を目指す講習」は店長由井が講師を務める講習で、伸び悩んでいる全てのクライマーに向けて行なわれており、フィジカル面からアドバイスがメインですが、実際は座学から始まり、目的意識や故障対応、自身のピリオダイゼーションなどの聞き取りなどを行ないます。その後、様々なテスト方法でフィジカルチェック。10点評価シートを記入します。シートから弱点を克服する強化メニューをアドバイス。さらに登りを見ながら直接口頭で補正を行います。動画を使ってフォームチェックをしながら問題点を探ったり、機器がなくても出来るトレーニングをアドバイスします。対象はビギナームーブ習得、1級で伸び悩んでる方、3段を超えたい方、故障の多い方、筋肉をつけたい方と様々です。興味のある方は是非下記リンクよりご予約下さい。
- フィジカルチェックやムーブチェック
- 弱点の指摘とムーブ改善
- 強化ポイントと方法
- 長期的な計画アドバイス
- 評価シートによるチェック
- 時間:毎週日曜120分 13:00~ ※要予約(5日前)
- 料金:5500円(利用料別)
グッぼる予約・申し込み http://bit.ly/2JmTUZ5
目的意識をはっきりさせる
実際のトレーニングと同じかそれ以上に大事だという目的意識。その指標となるクライミングの目的を改めて問われた時、言葉に詰まりながら少し考えて、口を衝いて出る言葉は「出来るだけ誰も登っていない課題が登りたい」でした。出来るだけなんて少し曖昧な言い方をしましたが、それは「初登したい」という思いの現れでした。それをするにはどうしたらいいかは二の次で、この事自体が一番大事だと教わりハッとしました。情熱を注ぎましたと言える事であれと。「自分しか登れない課題を登りたい」これは自分の実力からするとおこがましいともとられかねない発言ですが、心の奥底ではそう思っていたと言語化出来て妙に腑に落ちました。店長との会話があったからこそ引き出してもらった言葉です。そしてそれを実行には自己の限界を上げていくしかないと再認識しました。
故障対応の意識とピリオダイゼーション
故障対応の意識
何らかの故障を抱えているクライマーは本当に多いと想います。それに対してのアプローチの仕方も講習内容に含まれます。なぜなら故障箇所と登りの弱点やクセは驚く程、関連している事があるからです。自分自身、腰を反らせるクセがあり、長く登っていると腰が痛くなる事が頻繁にありました。それは前面の筋肉の意識が弱い事と繋がっていました。実際、その事を自覚するだけでもかなり登り方が変わりました。もちろんそれに伴うトレーニングも必要ですが、まず分からないと改善も難しいです。この気付きを客観的な視点からアドバイスしてくれるので非常に納得出来ました。
ピリオダイゼーションをしっかり
ピリオダイゼーションとは本番にピークの状態で臨むため、1年間をいくつかのシーズンに期分けして、短期的、長期的にトレーニングを計画することをといいます。 クライミングでの本番とはコンペや岩でのシーズンとなります。僕の場合は目標課題のベストコンディションに当たる12月に向けてトレーニングしていく事になります。6月頃までは体重が60kg程ありました。163cmだとBMIが22.58とやや重め。この間にしっかり登りこみと強度の高いトレーニングでバルクアップして力を付け、12月の本番に向けてカラダを絞ろうと考えていましたが、それではギリギリ過ぎて遅いとの事。本番の2ヶ月前には目標のカラダに近い状態まで仕上げて臨むのがポイントであるとアドバイスを頂きました。まだ本番まで時間があると高を括って失敗した経験が何度もある僕には確かにピッタリだと感じました。それを行うにはスタートを早くすれば良いだけとの事。実際今年は現時点で55kgジャスト。BMIは20.7と余裕を持って絞る事出来ています。最終的にはBMIが19.8である52.6kgを目標にしながら課題自体に挑戦していこうと決まりました。
クライミングにおける自己理解の重要性
ここまでで「さらに上を目指す講習」の前半部分となります。今回は実際のトレーニングではなく、それに至る前の自己を知り、何を目指すかが、主体の話となっています。トレーニングをする前にそれが最も重要な事と考える店長はここでの時間を講習でもかなり長く使います。コレがグッぼる独特の講習スタイルだと思いました。話をしているだけでも店長との会話は発見が多く、非常に参考になりますのでオススメです。そして次回はいよいよ実践トレーニングに入る後編です。そちらの記事もお楽しみに!


