素直なシューズで快適なクライミングを
こんにちは。グッぼるスタッフの土谷です。昨今は多種多様なクライミングシューズが次々と開発され「どれを履いたら良いのか分からない」という声をよく耳にします。そんな中でも癖がなく、素直な履き心地のコンフォートシューズを三足ご紹介していきます。あくまで個人的な見解にはなりますがご参考にしていただけたら幸いです。
SCARPA(スカルパ) VELOCE(ヴェローチェ)
長時間履いても痛くならない!履き心地はもはやほぼ素足!快適なクライミングシューズといえばまずこの一足でしょう。今やスカルパを代表するハイエンドモデル「ヴェローチェ」です。
最大の特徴はなんと言ってもその柔らかさ。粘り気のあるアウトソール(S-72 4mm)に加え、マイクロファイバーが用いられたアッパー、滑らかな肌触りのインナーと、全てが柔らかい履き心地の要因になります。クライミングシューズ特有の痛みを軽減させるために設けられたつま先の空間はこのシューズのコンセプトを感じる仕上がりに。
これだけ柔らかく自由度の高いシューズとだけあってハリボテなどのボリュームとの相性は抜群に良いです。そしてこの性能でなんと14,300円と驚きの価格。ジムで履くには申し分無い性能と快適さ、長時間快適にトレーニングしたい!という方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
evolv(イボルブ) Zenist(ゼニスト)
特殊な形状のトウラバーと粘り気のあるアウトソールは足全体をフリクションで纏うような感覚。二足目はイボルブ渾身のソフトシューズ「ゼニスト」です。
こちらのシューズもとにかく柔らかく履きやすい一足。日本人向けの幅広で甲高なラスト、ラバーが用いられたシャンク、緩やかなターンインと攻撃的なダウントウはただ履きやすいだけでなく緩傾斜から急傾斜まで幅広く対応。ボリュームでのスメアリングはもちろん、急傾斜でのかき込みにも期待が持てそう。
最大の特徴である格子上のパターンが施されたトウラバーのフッキング性能はトップクラス。ジムシューズとしては申し分無いスペックで幅広い層から人気を得ています。個人的に今履き込んでみたいシューズNo.1です。
SPORTIVA(スポルティバ) KUBO(クボ)
我らがスポルティバより待望のコンフォートシューズが満を持して登場!名作「カタナ」をベースに現代クライミングにフォーカスし生まれ変わったそのシューズの名は「クボ」。・・・語尾に“さん”と付けたくなる独特なネーミングですね。スポルティバヘビーユーザーの僕が感じるオススメポイントをご紹介します!
僕はこれまでパイソン、スクワマ、ソリューション、ミウラとスポルティバの王道と呼ばれるシューズを履き込んできました。特にスクワマに関してはスポルティバラインナップの中で最も使用率の高いシューズとなっており、履きやすいシューズとしてかなり有名です。僕自身5足以上履き込んできたヘビーユーザーですが、今回のクボさんはそれをも凌ぐ履きやすさで超快適。靴全体の仕上がりが柔らかくスメアリング性能に特化した一足かと思われますが、ビブラムXSエッジが用いられたアウトソールはエッジング性能も侮れません。足入れもよく左右違う方向から閉めるベルクロは拘束力もバッチリ。さらにアッパーの先端に施されたレザーが足先の水分を逃し快適な状態をキープ。加えてお馴染みスポルティバ独自のP3システムにより靴の形状を長く保てるので耐久面で見てもかなり期待の持てそうです。
価格もスポルティバラインナップの中では安く、個人的にファーストシューズとしてもかなりオススメです。全国のクボさん、是非一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回はコンフォートシューズ三選ということでかなり個人的な主観でまとめさせていただきました。どれも実際に履いて登った訳ではありませんが、試履の段階でどのシューズも快適であることに間違いはありません。靴の種類も多ければ人の足型も様々な形状をしています。結局のところ「自分に合うシューズが一番」この事実に変わりはありませんが、今回ご紹介したの三足は限りなく癖のない素直なシューズになります。今回の記事が誰かの靴選びの参考になれば幸いです。


