2017年10月から11月にかけて初めての海外ツアーで行ったフォンテーヌブロー。ツアー手配やアクセスや宿とか生活事情とかは調べれば何とでもなるので、今回はおススメエリアと課題を紹介します。ちなみに「Bleau.info http://bit.ly/2xcqyEU」ではブロー岩場情報(エリア、マップ、課題動画、課題評価、グレード評価など)が見れるのでかなり参考になります。

Rocher Gréauエリア

有名なTigre et Dragon 8a(写真)がある。学校の裏手にある公園エリア。犬の散歩してたり夕方には授業終わりの子どもたちが遊びに来る。少し騒がしいのが難点。森の中で涼しいけど少し湿気てる。至るところにワンちゃんのうんちがあるので注意してほしい。ぼくは2回踏みました。課題は7台は満遍なく30本くらい、8台は10本未満だけど有名なchaos 8bがある。強傾斜でかなりそそられるラインです。※ちなみにTigre et Dragon 8aは中間部のガバが欠けたようです。難しくなったのかなぁ。

Cuvier Rempartエリア

別名ファットマンエリアと呼んでました。アプローチの入り口にいつもとある人物が立ってるのだが、その人がなんとも、、。亀ちゃんが登ったThe Traphouse 8b+がある。有名でかなり広いエリアなので人はそこそこいるけど平日なら人気課題でも2-3名が取り付いているくらい。岩のスケール、ランディング、アプローチとか全部80点以上の素晴らしいエリア。課題は7台が60-70本近くあるので自分に合った課題を見つけやすいかも。8台が10本くらい。ぼくが打ち込んだのはFourmis Rouges 7c(写真)。上部に核心が凝縮されたそこそこハイボール。巨人たちが足切れずに止めてたホールドをぼくは全力ランジで何とか止めて登りました。リベンジしたいNoir Désir 7cは持てそうで持てないスローパーをダイナミックに抱え込んで登るそこそこハイボール。

Éléphant Nordエリア

有名なゾウさんみたいな岩があるエリアと徒歩圏内。Nordエリア自体は7台が15本、8台が4.5本と小規模。だけど岩のスケールがあってかっこいいラインが多い。打ち込んだのがJCVD 7b+(写真)というそこそこハイボール。薄かぶりのフェイスをテクニカルに登り最後は見えないザラザラスローパーを保持してマントルを返すスリル課題。ランディングにはデカイ岩があるけど、その他の課題はそこそこいいランディング。

Buthiersエリア

ぼくの一番おススメエリア。7a〜7cくらいが豊富。下地が平らなところが多く、岩もマット1枚で出来るものが結構あった。Buthiersエリアは大きく4つのエリアがあって、それぞれの岩が割と近くアプローチも車から1分とかなり良い。日本で初段〜三段くらいを登る人にはかなり楽しめます。La Coccinelle 7c+(写真1枚目)は高さはないけどテクニカルかつ繊細な足置きが超楽しい課題。ホールドがいろいろあるのでリーチ関係なしで登れるかも。Flagrand Désir 7c(写真

2枚目)はそこそこハイボールなのにムーブがダイナミック!そしてマントルが少し悪いのがなんとも言えません。きれいなフェイス課題。

Cul de Chienエリア

ブローでも有名な某スヌーピーの岩がある。直訳したら「犬のお尻」。駐車場からは15分ほど歩くが森の中で気持ちがいい。公園なので散歩コースの地元民と挨拶を交わす。看板課題のLe Toit du Cul de Chien 7a(写真)はホント犬みたい。このエリアには7a以上が10数本だが、徒歩圏内に数エリアがあるので散策するのもいい。

Franchard Isatisエリア

下見だけして登らなかったエリア。森の中である程度岩が密集していて、7a-7cがそこそこ。中でもL'Arrache Cœur 7c+はめちゃくちゃかっこいい岩。高さは5.5mくらい。核心が明らかに上部でそこそこハイボール。再訪したら必ずトライしたい。

Cuisinièreエリア

ファザブラシの名前にもある有名なKarma 8a がある。かなり広いエリアに点在するボルダー。森の中で方向感覚を見失いがち。中でもMiséricorde 7c+は5.5-6mくらいのそこそこハイボール。カンテと右面にある細かいホールドを繋いでいくバランシーな課題。必ずやりたいライン。

Franchard Meyerエリア

Cuisinièreエリアと駐車場は同じだったはず。遊歩道っぽい道から脇にそれて少し登った見つけにくいところにあった。Toutes Peines Confondues 8aはブローで見た中で一番かっこいいライン。登るにつれて浅くなるクラック、スタンスは細かい。おそらくリップ取りはデッド、下地にはこちらを向いた尖った岩。最高です。興奮しまくったのをよく覚えてる。

まとめ

初めての海外ツアー。出発前は「環境に順応し、己のスペックを過信せず、岩と向き合う。もちろん高グレード、自己最高グレードにチャレンジするが、それ以上に自分のクライミングへの向き合い方を知るツアーにしたい。」と思っていた。結果的に最高グレードかつカッコイイ岩が登れたのでかなり満足なツアーだった。ほとんどの岩を一人で登ったおかげで、自分と向き合う時間が十分に持てたこと、集中してトライできたこと、その中で弱点や学ぶことが多く実りありすぎる経験だった。この記事をまとめながら、今すぐにでも再訪したくなってきました。誰か一緒に行きませんか?